複数の医療機関(内科、整形外科、眼科、歯科など)にかかられている患者さまから、「病院ごとに手帳を分けて使っています」「きれいにしておきたいから科ごとに別の手帳にしている」というお話を伺うことがあります。
しかし、お薬手帳を複数冊に分けて持つことは、安全な医療を受ける上で大きなリスクを伴います。
お薬手帳を必ず「1人1冊」にまとめるべき理由と、スマートに管理するポイントをご紹介いたします。
お薬手帳を複数冊に分ける3つのリスク
危険な「飲み合わせ(相互作用)」を見落としてしまう
お薬の中には、一緒に飲むとお互いの効果を打ち消したり、逆に効きすぎて血圧低下や出血などの重大な副作用を引き起こす組み合わせがあります。
手帳が分かれていると、医師や薬剤師が併用薬を正確に把握できません。
成分の「重複投与」による過剰摂取
お薬の名前(商品名)が違っていても、同じ有効成分が含まれている場合があります(例:内科で処方された痛み止めと、整形外科で処方された湿布や鎮痛剤など)。
手帳が1つになっていないと、知らず知らずのうちに成分を過剰に摂取してしまう危険があります。
アレルギーや副作用歴の共有漏れ
過去に合わなかったお薬やアレルギーの情報が一部の手帳にしか書かれていないと、別の医療機関で同じお薬が処方されてしまう恐れがあります。
歯科やドラッグストアの市販薬も1冊に記録!
お薬手帳は医科の受診時だけでなく、「歯科医院で抜歯や治療を受ける際」や「ドラッグストアで市販薬・サプリメントを購入する際」にも提示することが大切です。
血液をサラサラにするお薬を飲んでいる場合の出血リスクや、市販薬との飲み合わせを未然に防ぐことができます。
持ち歩き忘れを防ぐ「電子お薬手帳」の活用
「紙の手帳をいつも忘れてしまう」「何冊もカバンに入れるのが大変」という方には、スマートフォンで服薬履歴を管理できる「電子お薬手帳アプリ」がおすすめです。
福岡市南区三宅ののばら薬局では、電子お薬手帳の登録やスマートフォンからの処方箋送信に対応しております。
お薬の安全な管理や手帳のまとめ方についてご不明な点がございましたら、いつでも薬剤師へお気軽にご相談ください。


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